創業70年余、太陽をたくさん浴びて育った宮崎県産茶のみを丁寧に製茶してお届けします ![]() 生産農家ごとに異なる茶葉の特性を活かします 日向茶業は、創業70年余り。 宮崎県経済連が入札制度を開始した約40年前から指定入札業者として宮崎県内産茶葉のみを扱ってまいりました。 宮崎県内の茶農家から出荷される茶葉は様々あり、毎年その味わいが異なります。日向茶業では、生産農家ごとの茶葉を個別に製茶します。はじめにブレンドした状態から製茶を行うと生産農家ごとに異なる茶葉の特性が殺されてしまうからです。 生産農家が違えば、畑も水も土も異なり茶葉に違いが出てくるのは明確です。 その微妙な違いが製茶後の味の違いに出てくるため、農家ごとに製茶し、あとからブレンドする過程を取っています。 生産農家が大事に育てた茶葉の特性を殺すことはしたくないのです。 納得がいくまで何度もテイスティングし整えていきます お茶は製茶作業において、火入れ・ふるい・切断といった工程を踏みます。 過程ごとに段階ごとに「コクがあるか」「香りがあるか」といった基準に合致するか何度も何度もテイスティングで確認します。 火の入れ加減が弱いと、サシが効かない(二煎、三煎目もしっかり味がするということ)ため再度火入れを行うことはよくありますし、また、毎年茶葉の状態は異なるため例年通りの製造を行えば作れるというものでもありません。 職人の勘所で整えていき納得いく状態になるまで何度も試行錯誤を繰り返すのです。 全自動の機械を使用せず、細やかな火加減調整をすることで味の違いを生み出します ![]() 昨今流通している、全自動式の火入れ機械は遠赤外線を利用しています。 その機械を利用して作られたお茶は、どこも同じ味になっている印象を受けます。 日向茶業だけの味を再現したく、弊社では全自動式機械を利用していません。 機械自体も古く、手間のかかるものですがこれを利用することでうちだけの味を出せる気がするのです。 火入れを行う間は、ずっと機械のそばを離れられません。 機械の出すカチカチという音の変化、火加減の具合に常に目を配っています。その工程を経ることでほかとは違う味を再現できています。
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